古武術と活法

 

念願叶って古武術活法会に入会させて頂き、初稽古。

以前より、施術の修行に古武術と活法を学ぶ事を考えていたところ、

3年位前に古武術活法会という会を見つけ、
是非とも修行をしたいと思っていました。

やっと、時間を作ることができ、勇気を出して体験稽古に参加させて頂き、
無事、入会を許されました。

今から30年以上位前、

約10年間柔道をやっていた経験もあり、
投げられることには自信がありました・・・
が、

古武術の投げ技は、柔道のそれとは全く違っており、
師範の稽古着をつかんだ瞬間、

訳がわからず身体が吹っ飛んでいました!

すごい! これが古武術。柔の技。

師範は既に80歳を超えたご高齢。
しかも、胃腸の一部を手術で切除され、

体重は50Kgに満たない小柄で華奢な体形。


誰がどう見ても、強そうとは思えない。
姿勢は良いが普通の、いや、むしろ弱々しいおじいちゃん。

柔道でもよく「柔よく剛を制す」という言葉を使いますが、
師範は正にこの言葉のとおり!

その後、立て続けに投げられたり、
関節を決められたり、当て身を寸止めされたりと
完膚なきまでに稽古をつけて頂きました。

後半は活法(武術整体)の指導。
指の使い方や経絡への指圧法等、
非常に内容の濃い稽古をして頂きました。

感動と全身の痛みで、

殆ど技を覚えることはできませんでしたが、
初稽古には大満足。

古武術と活法の第一歩を踏み出すことができました。

ありがとうございます。