古武術整体(活法)稽古3回目

いよいよ活法の稽古が3回目。
今日は祝日の為、昼間は施術の仕事。
疲れ切った体に鞭を打っての稽古参加だ。

通常の月曜日の稽古日は、埼玉からお一人来られる
ようだが、今日は祭日、そして雨。
先生と私のマンツーマンで稽古が始まる。

活法の稽古の前に、武術に関する話をするのが
2回目からの恒例。
剣術や柔術の手の内を教示頂いた。
日本の武術は、剣術が基本で発展している。
剣を使わない柔術も活法も、剣の握り方と同じ手使いを用いる。

古武術活法会の手の内とほぼ同じだ。
先生の手首を力を込めて握り、動かないように全力で押さえても
簡単に動かされ、先生の手首に自分の手が吸いつき離れなくなる。
そして、あっと思う間もなくころがされてしまう。

不思議そうな顔をしていると、気を通しているんです。と。
合気柔術と同じだ・・・。

先生の武術歴をお聞きすると、
詳しくは語りたくなさそうだったが、
剣道から始め、合気道、剣術、柔術、太気拳など、色々やったよ。
とおっしゃりながら、私を鋭い目つきで一瞥する。

もっと、修行時代の詳しいお話を伺いたかったが、
これ以上聞いてはいけない雰囲気だ。

では、始めましょう。と座礼をし、
今日は、前回までの復習と頸骨の調整の稽古が始まる。
毎回、前々回の復習と、その応用。
そして、新しい部位の調整法を習う。
既に頭の中がパンパンだ。

稽古中はノートを取らず、集中してその場で覚える。
帰りの電車の中で稽古内容を思い出しメモに残す。
翌日、ノートにまとめる。
という勉強法を採っている。

3回目の今日は、疲労の為か集中力がない。
一通り稽古が終ったあとに、今日新しく習った技の復習。

一瞬頭の中が空白になるが、先生が首を・・・
とおっしゃって、やっと思い出した。

なんとも・・・
さっきやった事を覚えていない。
集中力切れだ。

さあ、ゆっくり休んでまた頑張るぞ!
ありがとうございます。