施術で活法

施術の仕事。

腰痛でつらいというお客様をご担当。
左右の足の長さを比べると、明らかに左が長い。

整体師で活法を学ぶ者として、これは絶対にお楽にして差し上げなくては!

まずはリラクゼーションの技で筋肉をゆるめていき、
整体で学んだ骨盤の矯正。
この技は、他のスタッフの使っている人もいるけど、
効果が分って使っている人は知っている限りでは
私ともう一人だけ。
そのスタッフも整体師だ。

骨盤の後方変位側への施術は良いが、前方変位をしている側への施術は
歪みが増長してしまうため危険だ。

また、刺激が強いので、ご高齢で骨粗しょう症が疑われる方にも
ご法度だ。

それを知らずに施術をしているスタッフを見ると危なくて仕方がない。

次に、活法の導引術。
初めに筋肉の硬縮と痛みの検査をし、術後にもう一度検査をする。

隣のベッドで施術をしているスタッフが、物珍しそうに私の施術を見ている。

今までは、リラクゼーションの店なので活法の技をするのを控えていたが、
周りを気にしていては、お客様も私も良くならない。
少しづつでも技を使っていこうと心に決めた。

施術後の検査でお客様は、
「おお! 痛くない!」と感激される。

私も、
「うん! ほぐれましたね! 良かったです!」
と素直に喜ぶ。

そうだ。
少しづつでも、できることはやって行こう。

周りがどう思おうと、何かを言われようと。
自分が信じた道だ。

なんて、恰好を付けましたが、
心の中で「ヤッタ!」とガッツポーズ。

この繰り返しだ。
心を込めた数稽古。

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ありがとうございます。
もっと精進します。