古武術整体(活法)稽古18

今日は先生とマンツーマン。
客観的な体の使い方がわかりづらい。

今日の稽古は、腰痛と肩関節。
はじめに腰痛の調整。
仰臥位で
1.膝裏硬縮調整
2.膝の水抜き
3.股関節と膝を直角に曲げ、大腿二頭筋ストレッチ
4.股関節回し
5.膝で膝裏を上げ回し
6.外腹斜筋、脊柱起立筋の導引調整
 仰臥位で床側から二指を志室腰眼に当て、押圧して痛み検査(痛くない方から調整)
 片足づつ45度に拳上、足先を45度外側に開き、内側から外側45度の角度で
 押し下げ筋力検査(強い方から調整)
 ・志室腰眼に足側の指を当て、頭側の手で手首を掴んで術者の頭上へ
 ・肩関節に導引をかけ、外腹斜筋をゆるめる
  ①腕を外旋側に回すのを維持
  ②腕を床側に押し下げるのを維持
  ③腕を足側へ押し下げるのを維持
 ・脱力 と同時に腕を円を描くように足側へふわりと移動
7.大腰筋の導引調整
 仰臥位で大転子、小転子の圧痛検査(痛くない方から調整)
 ・正座の膝上に脹ら脛を乗せる
 ・親指だけ伸展
 ・母指球を上から押さえ、そこで踏ん張りながら
  骨盤を上げそのまま維持
 ・脱力
 ・導引後再検査
8.大内転筋、大腿四頭筋内側の導引調整
 ・仰臥位でカエル足
 ・大腿部内側の圧痛検査
  大内転筋・大腿四頭筋内側の痛い方、硬い方で導引方法が変わる
  左右の足で逆の場合が多い
 ・大内転筋に圧痛がある場合
  カエル足のまま、足首を正座の膝上に置く
  頭方の手で膝を上から抑え、
  足方の手で踵を頭方に押してそのまま維持
  脱力
 ・大腿四頭筋に圧痛がある場合
  カエル足のまま、足首を正座の膝上に置く
  頭方の手で膝を上から抑え、
  足方の手で上から足首を床45度の方向に押してそのまま維持
  脱力

次に肩関節の調整
立位で肩関節の可動域の検査
横臥位で
・三角筋上部と前腕部をもって肩関節を上下に調整
・三角筋を両掌で挟んでゆるめる
・腕を伸ばし背中側に伸展
 初めから密位にしてしまうと痛みが大きいので、
 3回に分けて密位まで伸展する
 伸展したら手を放し、太ももに手を当てて止めるようにする
・肩甲骨を拳上しながらまわして調整
・手首と肘をもって肩関節回し
・腕を頭上にもっていき、肩甲骨と骨盤を伸展して終了

大腰筋、大腿四頭筋、大内転筋の導引は、
圧をかける方向が2方向や3方向と複雑。
何度も練習しないと・・・

もっと精進します。
ありがとうございます。