合気柔術稽古7回目

今日は活法と太氣拳護身術の先輩Sさんと合同稽古。
通常は師匠とマンツーマンの稽古が原則だけど、
たまたま稽古スケジュールがかぶり、一度手合わせを。
ということになった。

手合わせといっても、約3年のキャリアがある先輩と、7回目の超初心者。
基礎の「き」を習っている私とでは格が違う。

でも、基礎の「き」が、師匠以外の人にも通用するものなのか?
また、3年のキャリアを持つSさんの技が私に効くのか?
試してみたい。

きっとSさんも、師匠以外の人に自分の技が掛かるのか試したかったのだろう。

Sさんはいつも稽古時間を2コマ(3時間)予約しているとのこと。
私は1コマ(1.5時間)だ。
圧倒的に稽古量が違う。

いつものように開脚をしながら師匠と雑談。
身体がほぐれてきたところでSさんが登場。

私の基礎の「き」の稽古にSさんも参加するという流れになる。
当然、私は高度な技ができないのでそうせざるを得ない。

座位での合気上げ、手首を掴んで倒す技、小手返し。
今まで稽古した内容を、師匠と私。Sさんと私。師匠とSさんという順番で稽古する。

活法の稽古もそうだけど、技をかける姿勢、身体の動きを客観的に見るのはとても勉強になる。

私はまだまだ力でかけてしまう。
心を落ち着け、気で技を効かせるイメージをもつ。

3回に1度成功すれば良い方だ。
流石にSさんは力まずに、軽く私をふっ飛ばす。

むむむ・・・ と思うほど、力んでしまう自分。

一通り今まで習った技を稽古した後は、立位で技の掛け合い。
立位では初めての稽古だ。

座位よりも体重移動がし易いが、力も同時に入ってしまう。

難しいが面白い。

やはり3年のキャリアは伊達ではなかった。
そして、私の基礎の「き」の技も、師匠に効くものはSさんにも効くことがわかった。
少しづつでも進歩が体感できると一層やる気も起きてくる。

自分がゆるんでいないと技が掛からない。
自分のゆるみを、相手と同調して伝える。
力ではなく氣を通す。
何回も同じことを指摘される。

武術も活法、施術も同じだ。

Sさん、貴重な稽古時間でした。
また、お手合わせをお願いします。

ありがとうございます。
もっと精進します。