今回も基本の座位での合気上げ。
先日の古武術で練習した、手の内の使い方を思い出しながら技をかける。
両手は難なく腕が上がる。
片手づつになると、左は上がるが右はどうしても力が入ってしまい
中々上がらない。
脱力を心がけながら、氣を通すイメージと、上げる方向を意識する。
師匠は、そうそう。
と言いながら腕が上がる。
次に、座位で腕を両手でつかみ、横に倒す技。
これも、倒す方向を意識しながら氣を通すイメージ。
コロリ。
うん。古武術の稽古が役に立っている。
続いて、座位と立位で小手返し等の手首を極めて倒す技。
やはり脱力が難しい。
極められず倒せずに膠着状態になり、
力を抜いて体重をかける。
師匠が、おおっと言いながら転がる。
やった!
と思ったが・・・
師匠は笑いながら、今のは力ではなかったけど、氣でもなかったね。
体重をかけたね。
体重移動で相手を崩すやり方もあるし、効果的だ。
古武術や柔術ではとても有効で重要な要素だね。
でも、力も体重も使わずに、「氣」を相手に通して崩すのを覚えてください。
そのためには、自分がゆるんで、相手と同調しないと「氣」は通らないよ。
・・・古武術で覚えた体重移動での崩しが見破られた。
古武術の崩しが使えたのはうれしいけど、
今回も脱力と同調に苦労する。
あっという間に稽古時間が終了。
ありがとうございます。
もっと精進します。