護身術稽古5回目

1ヵ月ぶりに太氣拳護身術の稽古。

「拳」という名前の通り、突き蹴りと、捌きが中心の武術で、
その太氣拳に合気道の技を取り入れ、
関節を極め投げる技も含まれている護身術。
師匠のオリジナルだ。

古武術や柔術とは身体の使い方や動きが異なるが、
脱力と同調が重要なのは同じだ。
また、活法や施術の技術にも通じる。

脱力・同調・氣を使えるようにしたい。

少ない稽古でできてしまうほど簡単ではない。
それこそ修行、鍛錬が必要だ。

太氣拳には形が無い。
どんな動きや攻撃に対しても対応できる身体の使い方が特徴で、
稽古も動きの中で技をかけることが中心だ。

相手が突きを出してきたときは、こう捌いて蹴りを出す。
と、師匠が見本を見せ、それを真似て練習する。

見て、簡単だ。
と思うが、やってみると手足がバラバラで、武術とは言い難い
変な動きの踊り状態になってしまう。

師匠も苦笑いだ。

流れるような動きの中で、手首を取り、極めて投げる技を練習する。
古武術、柔術でも練習している技だ。
形稽古とは違う実戦に近い動き。

混乱しながらも、なるほど!
という体捌き。

そして、その体捌きがそのまま活法整体の動きとなる。

人を壊す殺法技の裏返しが、人を活かす活法技だということを実感する。


ありがとうございます。
もっと精進します。