合気柔術稽古10

月に1回ペースの合気柔術。
今回も開脚の稽古が始まり、武術や氣についての雑談。
毎回新しい情報と刺激を頂ける貴重な時間。

稽古は毎回、座位での合気上げから始まる。
前回やった、相手の手が離れないよう同調させる。
つい、自分の手だけが上がってしまい、相手の手が離れてしまう。

氣が通ると、相手の手が離れなくなる。。。
これがまた難しい。

師範も私に合気の感覚を伝えようと、色々と工夫をして頂く。

感覚を伝えるのは難しい。
そして、未知の感覚をモノにするのも難しい。

その、難しく不思議なことを体得したくて、
師範のもとに稽古生が沢山やってくる。

頻度にもよるけど、早い人で1年。
普通で2~3年。
遅い人は、何年やってもわからないまま。

合気の稽古も月に1回ペースで10回目。
稽古量が少なすぎるか。。。
でも、どうやら私は、早い人ではなさそうだ。

力まずに、氣を通すイメージ。
なんとなく、こんな感じか。
と、思える時もあるが、
抵抗されると、こちらもつい力で対処しようとしてしまう。

こちらのゆるみを相手に伝え同調させないと。
まずは、自分がゆるまないと。

施術や活法の稽古でも、常に意識してゆるもうとしているが、
ゆるむのがこんなに難しいとは。

師範にかけられると、力みは感じないがめちゃくちゃに痛い。
でも、師範の姿勢は全く崩れていない、力も入れていないという。

私が技をかけると、師範が抵抗しないときはすんなりと技が掛かる。
が、師範が抵抗すると、どうしても力で技をかけようとしてしまう。

ゆっくり技をかけると力んでしまう私に、
力まないで、スーっと、素早く技をかけてみて。とアドバイス
を頂いた。

深呼吸をし、身体の力を抜いて、氣で技をかけるイメージで
技をかける。

ん。少し氣が入ってきましたね。

でも、抵抗されると止まってしまい、
まだまだ力ですね。と、逆に師範に技を返され投げ飛ばされる。

意識をここにもってきて。とまた具体的なアドバイスを頂く。
すると、無意識に力を入れていた場所がわかり、
そこの力を抜き、意識する場所に集中して技をかける。

おおー。
いいです。いいです。氣が入ってきました。
その感覚を忘れないように。

ああ。何となく、
なんとなくわかったような気がした。

古武術も、合気柔術も、活法も、施術も。
意識を向ける場所が重要なんだ。

ありがとうございます。
もっと精進します。