先週に引き続き、腰痛の調整を稽古。
先々週はKさんが、先週はSさんが腰痛。
やはり、整体や施術を生業にしている人は、
どうしても前傾姿勢になり腰に負担がかかり
疲労が蓄積してしまう。
私もたまに、人を施術している場合ではなくなる時がある。
誰か~ 腰の施術。お願いしまーす(泣)って
また、お客さんや患者さんも腰痛が一番多い。
なので、活法の稽古でも腰痛の調整で、
練習を兼ねてお互いに調整し合うことが多い。
1.膝裏硬縮導引調整
2.大腰筋、外腹斜筋、脊柱起立筋の圧痛検査
3.大腰筋、外腹斜筋、脊柱起立筋の牽引調整
・仰臥位で痛みが無い方から調整
・両足を揃えた位置から、足を横にずらして
身体が「く」の字になるように側屈。
外側の足は下に降ろさず、密位になるまで側屈。
足を内旋させて暫く牽引。
・その状態のまま、クンクンクンと牽引
4.大腰筋、外腹斜筋、脊柱起立筋の圧痛検査
5.腹部調整
6.伏臥位で足の拳上検査
7.仙骨調整
・拳上しにくい、力が入りにくい方の仙腸関節を調整
・仙骨に手掌を当て、中指は尾骨に位置する
・拳上しにくい、力が入りにくい方の仙腸関節を開くように
手掌をスライドし、手をクロス。
その状態で足の拳上。
8.骨盤回し
・拳上しやすい足側を上に横臥位。
股関節・膝は90度に屈曲し座骨に手掌を当てて
肘を伸ばして、体重移動で外側に押し回す。
・伏臥位に戻り、拳上しにくかった足を上にし、逆側の足をクロス。
座骨に手掌を当て、肘を伸ばして、体重移動で外側に押し回す。
9.脊柱起立筋の押圧調整
・伏臥位で脊柱起立筋の痛みがある場所を拇指で押圧。
押圧した場所を頂点に、腰を上げてもらい、脱力。
10.仙骨叩き
仙骨~脊柱を響くように叩く。
11.氣を通す
立位で、腹部のへその下に四指を当て、腰の痛みがあるところに逆の手掌を当てる。
腹部から腰に向けて氣を通す。
腰に当てた手は痛みを掴んで抜く。
次に、腰の次に不調が多い肩の調整。
今日も盛りだくさんの稽古だった。
武術もそうだけど、力まず柔らかい手が重要だ。
また、考えずに自然に身体が動くように、
何回も練習が必要だ。
ありがとうございます。
もっと精進します。