古武術活法稽古 21

2週間ぶりの稽古。
さて身体が動くか?

護身術の稽古の時に、足捌き、運足の重要性に気付いたので、
柔術の稽古でも意識して稽古をしようと心がける。

柔道の稽古は、打ち込みといい、ひたすら技の型を繰り返す稽古がある。
相手と道着を掴んで組み、技をかけ、投げる手前までの数稽古。
その都度足捌きや手使い、腰の入れ方などを確認しながらひたすら技を繰り返す。

相手が止まっている状態で技をかけることができるようになると、次は移動稽古だ。
2・3歩前後に移動しながら、動きの中で技をかける稽古。

次に乱捕りといい、実戦の稽古だ。

なので、足捌きは意識することなく、自然に動けるようになるように
身体に沁みこませている。

柔術も型稽古だが、技をかけると、その都度相手に激痛を与えてしまう。
いや。
激痛を与えないと、技が効いていないということなので、
柔道でいう打ち込み稽古という概念が無い。
そんなことをしたら、相手の腕は腫れあがり、
暫く使い物にならなくなるだろう。

柔術も柔道も、相手を投げて制圧する技術だが、
柔術が柔道になる時に、柔道の創始者、加納治五郎は
柔道は、誰でもできるスポーツにするため、
怪我の恐れが多い危険な技は、柔道の技から省いてしまった。

柔術は、危険な技だらけだ。
そして、力を使わず、技で相手を制圧する。

でも、足捌きが気になる・・・
今度の稽古の時に、先輩に足捌きだけの稽古をお願いしてみるかな・・・

合気道や剣道では、相手に足捌きがわからないように袴を履いている
ということを聞いたことがある。

やはり上達には脱力と足捌きだ!


ありがとうございます。
もっと精進します。