古武術整体(活法)稽古46

先週に引き続き振りを使った身体の調整。
主に股関節を調整することにより首の不具合をなくす技。

振りは、古事記や日本書紀に登場する
天岩戸伝説に出てくる。

また、一二三(日月)ひふみ神事にある、ひふみ祝詞。
古代ヘブライ語という人もいるらしく、
訳すと、岩戸に隠れた天照大神を外に出す祈祷文だったという説もある。

天のうずめが踊りながら魂(霊、珠)を振り、
この祈祷を唱えたところ、岩戸にが開き天照大神が出てきたと言われている。

この呪文のような10までの数え方を唱えながら振ると
死んだ人も生き返ると言われているらしい。
怪しさ満点だ。

しかし活法は、このような古い言い伝えというか、
伝説をも取り入れ、人を救う為に活用している。
個人的には大いに賛同する。

人を救う為には何でもありだ。

稽古は前回に引き続き、
背骨の振り
脊椎を一つずつ両拇指と四指で掴み、頸椎から腰椎まで丁寧に振っていく。
難病の改善に用いられる手技だ。

立位で首回旋検査。
仰臥位
回旋がいかないほうの足を
軽い足で膝を閉じ屈曲
外旋し膝が伸びたら足首を引っ張り
密位にして、頸骨に刺激が行くように、クンと引っ張る
繰り返し3回
検査

股関節開脚検査
仰臥位
軽い足で挙上
足首を両手で持って
相手の横に立ち
股関節をゆるめるように
膝を使って
足を小刻みに牽引

などなど、今回も盛り沢山の稽古内容。

繰り返し、自分の身体に技を沁みこませる必要がある。

ありがとうございます。
もっと精進します。